カブトムシ

aiko( 柳井愛子 ) カブトムシ歌詞
1.カブトムシ

作詞:aiko
作曲:aiko
編曲:島田昌典

惱んでる體が熱くて
指先は凍える程冷たい
「どうした はやく言ってしまえ」
そう 言われてもあたしは弱い
あなたが死んでしまって
あたしもどんどん年老いて
想像つかないくらいよ
そう 今が何より大切で...

スピード落としたメリーゴーランド
白馬のたてがみが搖れる

少し背の高いあなたの耳によせたおでこ
甘い匈いに誘われたあたしはかぶとむし
流れ星ながれる苦しうれし胸の痛み
生涯忘れることはないでしょう
生涯忘れることはないでしょう

鼻先をくすぐる春
リンと立つのは空の青い夏
袖を風が過ぎるのは秋中そう
氣が付けば真橫を通る冬
強い悲しいこと全部
心に殘ってしまうとしたら
それもあなたと過ごしたしるし
そう 幸せに思えるだろう

息を止めて見つめる先には
長いまつげが搖れてる

少しくせのあるあなたの聲 耳を傾け
深いやすらぎ醉いしれるあたしはかぶとむし
琥珀の弓張月 息切れすら覺える鼓動
生涯忘れることはないでしょう
生涯忘れることはないでしょう


2.桃色

作詞:aiko
作曲:aiko
編曲:島田昌典

あたしに今すぐ夢中になって
この唇全てあなたにあげるわ
そうやっていつも追い越さないでね
ー緒に步幅合わせて生きたい

おもいきりかんだ爪の先は
昨日塗ったマニキュアの味
あなたのその茶色の髮は
あたしと同じシャンプーの匈い
あなたへのあたしの小さなたくらみは
いつも掌で裡返されてだまってままごと遊び
だけどねぇ おいて行かないでね

あたしに今すぐ夢中になって
この唇全てあなたにあげるわ
そうやっていつも追い越さないでね
ー緒に步幅合わせて生きたい

ぐっとくるわ もうだめだ
あたし息が止まる5秒前
胸のここらへんかきむしるほど強く愛してしまった
どうすればあなたが笑ってくれるかと
惱んで考えるのそれこそがあたしの幸せのー粒
だからねぇ もう邪魔しないでね

聲が震える少しとまどうの氣持ち
愛しく思われたいがためのあたしのただの氣持ち
だけどあなたの氣持ちどうもあたしに負けてるわ
あたしを今すぐさらって逃げてこの體全て
あなたにあげるわ
冬の寒さに桃色の汗を
約束してね忘れないでね
あたしに今すぐ夢中になって
この唇全てあなたにあげるわ
そうやっていつも追い越さないでね
ー緒に步幅 ー緒に步幅
ー緒に步幅合わせて生きたい


3.恋人

作詞:aiko
作曲:aiko
編曲:島田昌典

ねえ 出逢った事 後悔してる?
うん 別れるのは悲しかったね
でも あの時間は確かにあった
それ あたしがあげた服だよ

あなたの笑顔すら忘れてしまうような
決して 決して なったりしないから

夕暮れの美しさに生きる喜びを感じてる
あなたの感情と同じようにあたしも泣きたい
そばにはいないけど強く思うよ

ねえ 左手つなごうとしてる?
もう 遅いよ あたしじゃないでしょ
でも 忘れないでこのぬくもりとわがままに愛した事

2度とはもどらないあなたとあたしだから
誰にも負けない幸せ願ってる

あの人の歌を聴いて心が落ち着いちゃうように
あたしの存在もあなたにはそうでありたい
手はつながないけど 解るよ全部